名古屋市新事業支援センターでのマネージャー業務でした。
その中で改めて相談業務で気付かされた「当たり前のこと」について書いてみたいと思います。

リピーターが多い日でしたが、男女問わず「リアクションの大きい可愛らしい人」がたくさん相談に見えました。
リアクションが大きいからどうこうということではありません。

しかし、その豊かな反応についつい自分ものせられてしまうことがあります。
これは単純だからかもしれませんが、のせられることで少しは良い回答になる気がするのです。

カウンセリングの基本では、相手が話しやすい雰囲気を創り出すことを大切にします。
自分も常にそれを意識していますが、それ以上に相談を受ける自分が相談者にのせられていることに気付けました。

のせられて気持ちよく自分の知識を引き出してもらえると貢献の実感を感じられます。
これは一方的なサービス提供ではなく、相談者との相互作用によって生まれる化学反応のようなものだと感じます。

改めて相談というセッションは相談をする側、受ける側の協働作業だと感じました。
相談者のリアクションや質問が、新たな視点を気づかせてくれることはとても多いです。

特に仏頂面で強面の方が「リアクションの大きい可愛らしい人」になる瞬間はそのギャップに、思わず微笑んでしまいます。
真剣にビジネスの話をしていた方が、ふとしたきっかけで目を輝かせて質問してくる瞬間に相談業務の醍醐味を感じます。

「リアクションの大きい可愛らしい人」たちにのせられて、自分も満足いくセッションができて、とても幸せな気分です。
その幸せな気持ちを抱えて、夕方から盛岡に移動しました。

盛岡までの5時間は大切な「自分時間」でしたが、結局仕事をしていました。そして恐ろしくはかどりました。
ホテル近くの「麺や暖咲」で美味しいラーメンを頂き、そのまま爆睡でした。