この週末は、溜まっているセミナーコンテンツの修正に没頭する予定です。
その中でも、どうしようか迷っていたテーマがありましたが、ようやく方向性が見えてきて少しすっきりしています。
そのテーマとは「生成AIを活用したコンテンツ作成(ワーク付き)」です。
先日、このテーマの「あきんど塾」1回目が終了しました。その中でいつも感じている課題が浮き彫りになりました。
「講座とワークのバランス」です。
最近、商工会・商工会議所からの依頼でワークを取り入れることが増え、その度に考えさせられることがあります。
特にPCワークは比重を置きすぎると「パソコン教室」になってしまい、自分の伝えたいこととは離れていってしまうのです。
「あきんど塾」1回目のテーマは「自分の選ばれる理由を考える」でしたので、必然的にPCを使うワークの比率は少なかったです。
ただ、2回目以降はCanvaなどで実際にコンテンツ作成が入ってくるため、悩みどころでした。
ワーク中心でいくのか、それともワークはそれを「感じる」レベルにとどめるのか。
少し迷っていましたが、いろいろと考えた結果、やはり自分の伝えるべきは「パソコンやツールの使い方ではない」という結論に至りました。
そこで重視することにしたのが、「できるようになる」ではなく「感じてもらう」を中心に体感してもらうことです。
セミナー後に自分でしっかりと掘り下げて「できるようになる」きっかけになればよい…の考え方です。
それで構成を見直しました。
「できるようになる」は研修では必須項目ですが、1~2時間というセミナーでは「感じてもらう」ことが大切だと思います。
特にパソコンを使ったワークでは、参加者にもレベルの差があります。
それでも「感じてもらう」ことは、ワークの「流れ」や「仕込み」を考えればできると考えています。
本来のテーマであるネット集客やリアル接触のコンテンツを作る際の考え方をしっかり伝えようと思います。
生成AIを活用すると、コンテンツは非常に作りやすくなります。
ワークでできないからといってそれを省いてしまうと、せっかく学びに来ている人たちに申し訳ないと思いました。
「あきんど塾」2~4回目やこれから始まる別所のセミナー内容の見直しを行いました。
すると、「生成AIを活用したコンテンツ作成」でSNSコンテンツやチラシなどを創る、自分の一番やりたかったことが明確になってきました。
セミナー設計は迷ったときこそ、本当に大切なことが見えてくるものです。




