セミナー資料の見直しとオンデマンド講座の撮影に取り組んでいました。
特に資料の見直しについては、改めて「繋がりと言葉の大切さ」を痛感する一日となりました。
自分としてはうまくまとまっているつもりだった資料でしたが、かみさんに別の視点でレビューしてもらうことにしました。
これが予想以上に効果的で、多くの抜け漏れや説明不足、論理の飛躍が明らかになりました。
別視点の質問をされることで、それに答えようとする過程で曖昧さや問題点がはっきりと見えてきます。
これがレビューの大きな価値だと実感しています。今回のレビューで特に大切だと感じたのは2点です。
1つ目は「言葉の定義」の明確化です。
自分の中では繋がっている内容であっても、その言葉に馴染みのない人に説明する場合、当然説明不足になってしまいます。
特に注意が必要なのは、1つの言葉が複数の意味を持つ場合です。
例えば「ペルソナ」という言葉は、ペルソナ分析という手法を指すこともあれば、その分析結果を指すこともあります。
自分にとっては当たり前のことでも、初めて聞く人にとってはそこで疑問が生まれてしまうのです。
2つ目は「各スライドの繋がり」です。
これは何度も反省しているポイントですが、特に既存の資料から抜粋して新たな資料を作る際には要注意です。
元々完成された資料であっても、ダイジェスト版として一部を抜き出して別の場所に組み込むと、途端に繋がりが不明確になることがあります。
それが論理が飛躍したり破綻したりにつながるわけです。
自分の頭の中では論理が繋がっているため、これらの問題になかなか気づけません。
しかし、初めて見る人にとってはそこで引っかかってしまうのです。やはり自分以外の別の視点を入れることの重要性を改めて実感しました。
オンデマンド講座の撮影は今日は難しいかと思っていましたが、結構頑張ることができました。
気になっていたセミナー資料も進捗でき、思わず自分へのご褒美として岩手で頂いたベアレンビールを開けて飲んでしまいました。




