名古屋事業支援センターでのITマネージャー業務を終えた後、久々に同友会のグループ会に参加することができました。
コロナの影響で仕事のキャンセルがあったおかげで、今年2回目の参加となりました。

同友会のグループ会は、参加者同士の距離が最も近い集まりだと感じています。
その醍醐味は何と言っても、気を使わないディスカッションです。本音で語り合えるので多くの気づきを得ることができます。

今回のディスカッションでも、心に響く言葉がいくつかありました。5つほどメモしておきたいと思います。
1つ目が「何かしてくれそうという期待感が選ばれる理由になる」という話が印象的でした。

「選ばれる理由」を考える際に、自分も「何かを提供する」という言葉だけで考えてしまうことがあります。
しかし「何かをしてくれそうという期待感」をいかに高めてもらう行動が大切である視点は新鮮でした。

2つ目として「緩やかな繋がりがビジネスを進めていく」という話も出ました。
個人で仕事をしている身としては、かっちりした組織を作ることは難しいですが、緩やかな繋がりで仲間と連携する機会は多いです。

緩やかな繋がりのメリットを考えることが大切という話がありました。
私は自分の持っているノウハウを仲間に提供することを心がけています。「個の時代」では大切な視点だと思いました。

3つ目として、SNSとリアルな関係性の話も出ました。自分はSNSは実際にリアルで人と会う場をネット上に置き換えただけだと考えています。
リアルでの付き合いを良くしていけば、自然とSNSでの繋がりも良くなっていくことを実感しています。

4つ目として、新規のお客様の獲得の話が出ました。
新規のお客様を獲得するのは難しい状況ですが、既存のお客様としっかりとした関係性を築いていけば、そこから口コミで広がっていくケースが多いです。

5つ目として、今回最も印象に残ったのは「間違ったことをしない日々の積み重ね」という言葉でした。
これは私自身も常に意識していることですが、明確に言語化したことはありませんでした。

「何かしてくれそうという期待感」と「間違ったことをしない日々の積み重ね」は密接に関連していると感じています。
日々間違ったことをしないという姿勢が、結果的にその期待感に繋がっていくと感じます。

自分の場合、それをどう伝えるかについては、ブログやSNSでブレずに自分を出していくことが効果的だと考えています。
ディスカッションを通じて多くに気づけた夜でした。