お彼岸で、ご先祖様とともに愛犬パオパオ(シーズー)、そしてラフィー(シマリス)のお墓参りに行ってきました。
帰り道に立ち寄った喫茶店でのモーニングタイムでは、なんとビールも提供されているとのことで、幸せな午前のひとときを過ごせました。

事務所に戻ってからは、少しゆったりとした時間を過ごしながら、最近の生成AI動向の確認と資料作成に取り組んでいました。
そんな中で目にとまったのが、Gensparkが提供する「ブラウザ」のWindows版リリースです。

これに伴い、「Genspark OnDevice Free AI」という機能も利用可能になりました。
これは、自分のマシンにオープンソースのAIモデル(LLM)をインストールし、そこで質問や対話ができるようになるものです。

つまり、クラウド上のサービスを経由せずに、自分のパソコン内で完結したAI活用が可能になります。
セキュリティを重視する企業では、クラウドのAIサービスを使わないオープンソースのAIモデルを使う方法が多く導入されています。

オープンソースのAIモデルを自分のマシンにインストールして動かす方法自体は決して難しくありません。
しかし自分で設定して使えるようにするには、ある程度のIT知識が必要でした。

「Genspark OnDevice Free AI」の優れた点は、Gensparkのブラウザをインストールするだけで、複数の無料AIモデルから選んでインストールできます。
データが自分のマシン内に閉じているため、情報漏洩リスクが大幅に軽減されます。

現時点では、シンプルな対話機能のみで、RAGやMCPといった拡張機能はまだ使えません。
できることは限定的ですが、外部に情報が漏れないのは大きな利点で、高いセキュリティが求められる場面の選択肢になると考えています。

Gensparkは、AIエージェントのサービスに分類され、日々新機能が追加されています。
自立型のAIブラウザを早期から実装したのもGensparkでした。
また、AIデザイナーやAIデベロッパーなどの提供サービスを通じて、「こんな使い方もできるのか」という発見も多くあります。

自分はAIサービスへの課金が増えすぎて、いわゆるサブスクリプション地獄に陥っている状況です。
そのため、徐々に取捨選択を始めています。その中で、今のところGensparkへの課金は継続せざるを得ないと感じています。