名古屋商工会議所で1日専門相談を担当した後、夜は東浦町商工会で「あきんど塾」の3回目でした。
今回のテーマは「生成AIでコンテンツを磨く」です。
第2回の「あきんど塾」では、ペルソナ設定から文字でのコンテンツ作成までを行いました。
今回はさらに一歩進んで、画像や動画を生成し、コンテンツに取り入れるまでを挑戦してもらいました。
具体的には「Nano Banana」で画像、「Veo3」で動画を作成します。
そしてChatGPTでリール動画のシナリオを作り、Canvaでリール動画を作成するという演習です。
ちょっと盛り込みすぎたこともあり、時間の都合で組み合わせるところまでは到達できませんでした。
ただ、画像・動画の生成やCanvaでリール動画を作成するイメージをつかんでいただけたと感じています。
これまで何度か悩んでいたことに講義とワークのバランスがあります。
3回目になって講義で話す内容を極力減らし、ワークのほうに時間を割きながら、参加者の様子を見て自由度を高められるようになってきました。
やはり、ワークで一番嬉しいのは、参加者の方に「楽しい」と言っていただけた時です。
今回は「Nano Banana」で人物の表現を変えていくというワークを「楽しい」と言ってくださった方がいました。
「Nano Banana」は「一貫性保持能力」だけでなく「空間認識能力」が非常に高いです。
例えば、朝食を食べている写真を上から見た風景に変え料理を分かりやすくしたり、街の風景を俯瞰視点に変えたりできます。
また、「Veo3」動画作成のワークではリアルな動画にみなさん驚いていました。
残念ながら、Geminiからは有料版でしか「Veo3」は使うことができませんが、「Google AI Studio」なら体感できます。
またGeminiでの「Veo3」のデモをみて「Geminiの有料版を検討してみよう」という方もいらっしゃいました。
さらに「Sora2」のデモもしたところ、声を入れたいという要望があった方から「一度使ってみたい」という声が出ていました。
「あきんど塾」の第3回で実感したのは、やはり「楽しい」と思えることが大事だということです。
新しい技術を学ぶ際、楽しさを感じながら取り組めるかどうかが、その後の継続や実践につながっていきます。
試行錯誤を重ねながら、講義とワークのバランスが見えてきました。次回の第4回が最終回なので試したらいいなぁって思います。




