年末年始の休みを使って、様々なパターンの生成AIセミナー資料を作成しています。
初日はITトレンドに絡んだ生成AIの資料を作りましたが、2日目は「AIを味方にする『技』の極意」という資料作成をしました。
いかにも変わったタイトルですが、某N氏とのコラボセミナーで話す内容です。
例によってセミナータイトルを喧々諤々と議論し合った結果、自分のパートはこのタイトルに落ち着きました。
仕事だけでなく日常も含めて、AIをうまく使っていくために、どのような「技」を極めればいいのか、という話です。
極めるというと大げさですが、いろいろと整理した結果、4つの「技」にまとめることができました。
第1の技は「訊く技」です。サブタイトルは「最善の助言で前に進む」としました。
よい助言を引き出す訊き方がポイントになります。ちょっとしたフレーズで回答の精度は向上します。
第2の技は「創る技」です。「仕事の付加価値を創る」ことを目指します。
基本的な付加価値を上げる活用や、イメージ通りの画像を創ること、分かりやすい資料を創ることなどが含まれます。
第3の技は「知る技」です。
「自分を投影し内観する」という切り口で、自分の特徴を反映させることや、音声対話による内観を扱います。
生成AIに自分を問いかけて自分を知るだけではなく、知った自分をAIに投げ返してより自分に必要な回答をもらいます。
そのためには、生成AIに自分を知ってもらう必要があります。これは人への通常の相談と同じです。
第4の技は「守る技」です。
「自律的に判断し制御する」ために、AIを使う上でのリスク対策や、「考えるプロセス」を大切にすることを取り上げています。
AIに完成度の高いモノをいきなり提示されると、人はそこで思考が止まってしまうことがあります。
人が大切にすべきは「考えるプロセス」とそこからの「納得」です。これを理解すればヒントをくれるAIとの協働が可能です。
あまりビジネスのセミナーでは話さない内容も多く、切り口が異なる資料作成は、これまでと異なる活用方法に気付いたりします。
こうした資料作成の作業が楽しくて、ワクワクしています。




