ガンディーさんの言葉だそうです。


この7つが私たちを破壊する。

労働なき富。
良心なき快楽。
人格なき学識。
献身なき宗教。
理念なき政治。
人間性なき科学。
道徳なきビジネス。


なんかとても腹に落ちやすい言葉だと思います。
特に「労働なき富」「人格なき学識」「人間性なき科学」「道徳なきビジネス」は「うんうん」と共感します。

「労働なき富」は、生産性がない状態で儲かるしくみにどっぷりつかること。
こういう状態を「賢く、楽して儲ける」ってうたっていることがありますが「砂上の楼閣」ですね。
短期的には実現できても、長続きするとは思えません。

「人格なき学識」は、コンサルタントは気をつけたい言葉です。
頭でっかちになり、知識のみが先行し、自分の言葉に相手の気持ちがのらなくなったらおしまいです。
あくまでも「学識」は人のために使うもの。
「学識」を得て自己満足になってはいけないし、ましてや「学識」が相手を打ち負かす道具になることは学ぶ目的を完全に間違えていますね。

「人間性なき科学」は、IT業界では気をつけたいです。
ITという道具を人の幸せのためにどう使うのか?
ITという道具ありきで考えていると、人の幸せにはつながらないことがあると思います。

「道徳なきビジネス」は、最も気をつけたい言葉です。
ある社長が「ビジネスで成功するには経済性+社会性。経済性は誰もが考えるが、社会性なしに成功はあり得ない」と言っていました。
自分だけが儲けるのではなく、「みんなで社会をよくしていく」という気持ちが社会を発展させ、それが自分に還ってくるとのことです。
今でも、自分の中では大切な教えです。

自分のやっていることが7つ(特に4つ)から外れていないか…は時々振り返りたいものです。