一日、事務所にこもって研修の演習題材を作成していました。
そして、いつものようにパオパオが後ろで応援してくれています(寝ています)

そんな中、起きだしてきたパオパオが、足元でこちらをジッと見ています。
「そんなに見つめるなよ~」と思ったのですが、視線を外さない目は明かに何かを訴えています。
「おしっこか?」「おやつか?」と考えたのですが違うようです。

ふっと目をやると、パオパオの布団がありました。
理由がわかりました。

朝は日の当たる事務所の一等地に布団をおいあげたので、パオパオはポカポカと日向ぼっこをしていました。
それが太陽の移動とともに日の当たらない場所になっていました。

そのため、自分のところに来て「日陰になりましたけど…」っていう表情でこちらにアピールしていたのです。
「ごめん、ごめん」と現時点での日の当たる事務所の一等地に布団を移動しました。
パオパオは「わかればいいんですよ」っていう表情で、そちらの布団に行きポカポカの中で寝始めました。

「いや~、気付かなくてゴメンね~」と一瞬思ったのですが、これじゃ「パオパオの言いなりじゃないか~(*_*;」と沸々と怒りがこみ上げてきました。
それで、半分、日陰になっているところに布団をちょっと移動して仕返しをしてみました。

その移動で気付いたパオパオは、「あ、腹もかいてくれるのですか?」と腹を出してきました。
しかたなく、しばらくパオパオの腹をかいてあげました( ノД`)

…その後、目覚めて「なんか、ちょうだい」って顔でやってきたので、みかんの皮をむいてあげたら美味しそうに食べていました。
弱い! 弱すぎるぞ! 俺( ノД`)

パオパオとの主導権争いは完全に劣勢です。