「アイデア出し」で気を付けていること

今度、ある業種の「SNS活用」のセミナーをします。

そのために愛工大の講義でその業種における「SNS活用」のアイデアを出してもらう演習をしました。

さまざまなアイデアが出てきました。
それらのアイデアに対して、自分がその良い点をコメントし続けたので、学生さんに「先生、優しいなぁ」と言われました。
ちょっと嬉しいのですが、「優しい」のとは違います。

「アイデア出し」においては、大切なことが3つがあると考えています。

1.自由に出す
2.捨てるつもりで出す
3.わがままに出す

出すアイデアに完成度を求めてしまうと、アイデアは出なくなるし、固定概念に囚われたものになってしまます。
批判的な意見を言ってしまった場合も同じです。

大学の講義なので出てきた意見への講師として「学んでほしいポイントのコメント」は必要です。
しかし、そのコメントはアイデアに対しての「良し悪し」ではないです。
そして、まずは出てきたアイデアはどれも尊重されるべきだと考えます。

アイデアを出すのと、アイデアはを評価するのは同時にしない方が固定概念を破ったアイデアになります。
だから、アイデアを出してくれたことにまずは「ありがとう」が必要だと思います。
たくさんのアイデアが出て初めてキラリと光り、実際に使えるアイデアと出会うことができます。

ただ、そのような背景を差し引いても今回の発表では興味深い意見ばかりが出ていたと思います。

学生さんにもらった貴重なアイデアを自分が再度整理して。「SNS活用」セミナーで伝えます。
そして、その結果を学生さんにフィードバックしたいと思います。

話はかわりますが、少し前に非常勤講師室でいつも一緒になる先生に「いなや」のみそ中華の写真を見せてもらいました。
あまりに美味しそうだったので、食べてみたらこれって激ウマですね。