「情報化をどのように進めていくか?」という自分の仕事の根本的テーマのようなコンサルでした(;^_^A

コンサル先は「情報化の必要性はわかるけど、時間が取れない…」と言われました。
そのような時はよく時間管理マトリクスを提示して「情報化」の優先度を説明します。

「時間管理マトリクス」はネットで検索すればたくさん説明が出てくる有名なフレームワークです。

簡単に言えば、タスクを「重要度」と「緊急度」の2軸のマトリクスに配置して分析するものです。

「重要であり緊急でもある」領域は<第一領域>といい、通常はこの領域のタスクに目がいってしまいます。
重要であり、緊急でもあるので仕方がないと思います。

ただし、「時間管理マトリクス」では「重要ではあるが緊急ではない」<第二領域>の優先順位を高く考えます。

「重要であり緊急でもある」<第一領域>は時間に追われてやらざるを得ない領域です。
そこには工夫の余地はありません。
しかも、仕事をした「達成感が大きい」ので、どうしても<第一領域>に注目してしまいます。

ただ<第一領域>だけを必死に取り組んでいても忙しい状態はずっと続きます。

そこで大切なのが「重要ではあるが緊急ではない」<第二領域>です。
「重要ではあるが緊急ではない」タスクとしては、仕組み作り、人材育成、人間関係構築などがあげられます。
やらなくても済むことなので後回しになりがちです。

そして<第二領域>に取り組むことで、<第一領域>にかかっている時間を減らすことができます。
もう言いたいことは伝わったと思いますが、<第二領域>のタスクとして「情報化・システム化」があるのです。

「今、時間がない」状態から抜け出すために、「将来の時間を創る」情報化に取り組むとよいと思います。

土曜日で今週もすべての客先が終わりました。
有松に帰り着いてホッと一息です。