創業相談の依頼を頂き、話を伺いました。
その方が言うには、いろいろな人の助言を聞きすぎて頭の中がグチャグチャになっています…とのことでした。

世にはたくさんの支援機関があります。
そのいろいろな支援機関を巡って、いろいろなアドバイザーの助言を聞いているうちに頭がグチャグチャになってしまったとのことです。

支援機関や、その支援策は大いに使った方がよいと思います。
ただ、支援機関や支援策は道具です。
その道具を使うためには「自分が何をしたいか?」が必要です。

「自分が何をしたいか?」がない(曖昧な)状態で、いろいろな人の助言の整合をとろうとするのは相当難易度が高いです。

このような相談の場合にはまず「なぜ、創業したいのか?」を問いかけます。
情報過多で頭でっかちになってしまった状態を一回破棄して、原点に立ち返ってもらいます。

そうするとどの道具が必要なのか自分で考えれるようになります。
「どの助言も素晴らしいので、全部取り入れたいと思いました」とのことでしたが、「素晴らしい助言が自分にとっても有益とは限らない」ことを伝えました。

ただ、ヒトの話を否定から入るのではなく、真面目に人の話を聴き活かそうという人は、情報の整理さえできればきっと上手くいくと思います(上手くいってほしいです)
このような気付きやストーリの再構築の場に立ち会えるのは嬉しいものですね。

お昼ご飯のお気に入りはコンビニのイートインでサラダと炭酸水。
これも10%になるんだなぁ…。