あいち機構でのマネージャ業務でしたが「DX」に向かっていくお手本のような相談がありました。

その経営者は、製造工程で必要な管理情報をGoogleフォームで情報を蓄積し、Googleスプレットシートで管理するようされました。
全て紙で行っていた管理がデジタル化されただけでも、社内業務だけでなく、取引先も含めた効率化が進んだとのことです。

ただ、Googleフォームでは基本的に入力のみで、できることに限界があるので、GoogleAppSheetを教えてほしいとのことでした。
GoogleAppSheetはノーコードでアプリが作れるツールです。

そのため、GoogleAppSheetの基本として、Googleスプレットシートをデータソースとしてアプリを作る方法のデモを行いました。
ちなみデータソースはGoogleカレンダーやMicrosoft関連のデータ、リレーショナルデータベースなども選べます。

まずは「DATA」でGoogleスプレットシートをTableと指定し、Columnsのデータ型、キーなどを設定しました。
今回は一般的な数値型、テキスト型以外にYES/No型。Image型、Date型が使いたいとのことでしたので、それも入れました。

次に「UX」で登録画面、リスト表示画面、画像表示画面などを作成して、操作性の確認を行いました。
GoogleAppSheetではフォームのさまざまな見せ方があります。
Card型、Tabel型、Detail型、Image型、などなど…で、それらを複合させたDashBord型なんてのもあります。

最後に、スマホの「AppSheet」アプリで動作確認を行い、アプリのシェア(これが配布になる)も試してみました。

GoogleAppSheetは、現状では機能改善で望むところが多いですが、もう少しよくなれば(せめて日本語)本格的に使いたいです。
ちなみにサンプルアプリのテスト画像はパオパオ多めになっています。

これらがプログラミング経験がない経営者でも、やりたいことさえ明確であれば「できる」のがすごいことです。
まさしく「DXに至る道」で、それを支援できるのはすごく嬉しいですね。

お昼は速攻「おにぎり」ですが、自分的には珍しい「コールスロー」がいい感じでした。