午前はINPIT、午後は名古屋商工会議所とたくさんの方の相談を伺いました。
相談を受けて回答することは、脳をフル回転するので、かなり鍛えられていると思います。

ITの相談では「情報発信」の相談になることが多いです。
「情報発信」を「やり方」で考えれば、HPやSNSの役割を明確に、その動線(連携)を整えるということになります。

しかし、その前にやっぱり「あり方」が大切です。
「情報発信」で「あり方」を考えるとは、自分自身の選ばれる理由(ビジネスモデル)を形に表すことになります。

この「あり方」が形になっていないのに、「やり方」のテクニックを覚えても、それは機能しない(ビジネスにならない)です。
繰り返しますが、やっぱり「あり方」が大切なのです。

相談者の方で、面白い表現をされる方がみえました。
「妄想と構想って語呂は似ていますが、全く違いますね」って言葉です。

「妄想」は、自分の頭の中で考えることで、ある意味では無限の拡がりを感じさせてくれます。
妄想力のすごい人は、誰も思い付かないようなアイデアをガンガン発して周囲の発想まで広げてくれます。

ある意味では「ゼロからイチ」を創る人と言えます。
実は「あり方」を考える際には、妄想力は少なからず必要となります。

一方の、「構想」は、妄想で拡がりすぎてしまったアイデアを畳んで実現に繋げてくれます。
構想力のすごい人は、緻密な計算の元、無責任な妄想からのアイデアを実現につなげてくれます。

ある意味では「イチからジュウ」を創る人と言えます。
「妄想力」だけでは、アイデアは実現しないので「構想力(計画力)」必要となります。

「あり方」と「やり方」、「妄想力」と「構想力」、「企画」と「計画」…実は同じようなことを指していると理解できました。
「妄想力」 と「構想力」は、アイデアを実現する両輪で、どちらもとても大切ですね。

「妄想」と「構想」は、ただ語呂が似ているだけの関係ではなかったです。

午後の専門相談が終わってから、年明けに行われる名古屋商工会議所のハイブレットセミナーの環境確認を行いました。
実際の環境を会議室に作っての検証でしたが、ここまで確認をしておけば安心ですね。

あわただしく一日が過ぎ、珍しく対面研修のため東京に移動しました。


時間がなかったので東京駅での「東京ラーメンストリート」でラーメンを食べました。
「らーめん 玉」ってお店でしたが、出張で外食する幸せを感じました。

今年度は東京出張が何回かありましたが、すべて緊急事態宣言下でした。
そのため、夜の到着だと牛丼をテイクアウトしてホテルで食べることばかりでしたので…。