またしても、ちょっと面倒くさい自分と向き合っています。
いつもと同でよくある状況なのですけど…

「謙虚」と「下手に出る」は、一見、表面上は似ている時もあります。
どちらも外から様子を見ただけならば「相手の意見を聞き入れている」ように見えてしまいます。

しかし、心の動きは大きく違います。
念のため、それぞれの言葉を辞書で調べてみました。

「謙虚」は控え目で、つつましく、素直に相手の意見などを受け入れることです。
一方の「下手に出る」は他人の意向を気にし、それに左右されるさまです。

「謙虚」は、相手の言葉を自分に受け入れています。
それによって、成長ができたり、問題が解決したりで、相手に「感謝」することにつながっていきます。

一方の「下手に出る」は、相手の言葉を自分に受け入れられていません。
納得がなくても相手の言葉に結局は従わざるを得ない状況です。
結果、相手にコントロールされているという感情が蓄積されていきます。

当たり前ですが、自分は「謙虚」でありたいと願っています。
でも、決して「謙虚」であるとは思えない時があるのが事実です。

プライドやら立場やら虚栄心が邪魔して「謙虚」風に「下手に出ている」言動を取ってしまうことがあります。
それに気付けた時は、自分のなりたい自分と実際の言動のギャップに落ち込みます。

「謙虚であり続ける」って、意外と難しいことだと感じています。

そんなことを考えるのであれば、もっと「自分の好きなように生きたらいい」と思います。

ただ、以前にある人が「私は自由に生きているので、下手に出るなんてことは絶対にない」と言っていました。
しかし、その人の言動は勝手気ままで、様々な問題状況が生まれていました。

それを周囲の人たちがサポート(フォロー)していたのですが、本人は全く気付いていませんでした。
「自由」をはき違えるのは、最も自分としては避けたい状況です。

ブログを書いていて、ちょっと整理できました。
「謙虚な気持ちを忘れず、自分の好きなように生きる」ってことなのだと思います。

一周回って、当たり前すぎる結論に行きつきました。
いい歳こいて、全く何やってんだかと思いますが、堂々巡りからの脱却は自分にとって必要な時間です。

堂々巡りに陥るのは、この酒が原因かも…。
気分転換に夜の散歩です。