先週にある行政機関から「プロポーザル」の依頼が届きました。
いろいろな機関から提案依頼はあるものの、正式な「プロポーザル」の依頼は初めての体験です。

最初、大層な封書でいきなり「~研修の提案依頼」が届いたので、「オレオレ詐欺かぁ?」って思いました(すみません)
すぐに電話して「なんで私に?」って確認しました。

ただ「プロポーザル」の依頼に対して「なんで私に?」にきく人も珍しいようでした。
「いきなりで驚かせてすみません」と謝られてしまいました。

単なる自分の経験不足なので、こっちが「すみません」って感じです。
ネット検索で見つけてくれたようで、それも自分のサイトというよりも「各所でHPでこのテーマの研修で名前が載っている」というのが理由だったようです。

「なるほどー」って思いました。
自分で「あれやこれやできる」と大声で叫ぶより、「外部からのささやかな声」の方が響くのは当たり前ですね。

今回は行政の「プロポーザル」なので、通る可能性は少ないと思います。
書類を一通り作成しましたが、やはり「法人」に関する記述も何か所かありました。
自分のような零細個人事業主が「プロポーザル」に参加することが間違いなのかもしれません。

ちなみにプロポーザルと入札は似た感じがして紛らわしいですね。
簡単に違いをいうと、プロポーザルは「提案」で、入札は「価格」で選ぶというのが大きな違いだそうです。

そんな始めての経験で。仕様書を読みながら自分としてできる提案を試行錯誤して提案資料をお送りしました。
日曜日の半日のみで提案にかける時間があまりとれなかったのですが、よい経験をさせてもらいました。

「プロポーザル」を発行する支援は多くしていますが、受けることはあまりしたことがないです。
立場を変えると気付けることは多いですね。よい経験になりました。

ただ、限られた時間の中で考えると、自分にとっては「プロポーザル」で新たな仕事をとるよりも、既存のお客様への研修資料をブラッシュアップする方が重要度が高いようです。
もう少し余裕時間を考慮して仕事をすることは、健康云々もありますが、仕事を拡げる上では大切だと感じました。

余談ですが、セミナーや研修も「話す立場」だけではなく「運営の立場」をすると苦労がわかりますね。

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