今週、来週と大阪のIT企業での階層別研修です。
今週は中堅社員向けに「システム開発における知識体系」、来週は若手社員向けに「ITトレンド」の配信を行います。

「システム開発における知識体系」も3回目の開催になるので、かなり話の展開がこなれてきたと感じます。
「共通フレーム2013」が熱く語っている「超上流の勘所」「見積りへの想い」「要求の4階層」「保守の範囲」などは、認識違いのまねくポイントとして押さえておきたいところです。

今回は「知識体系」をインデックス的に伝えるという内容なので、広く浅くの内容になります。
それぞれの知識体系、特に「共通フレーム2013」「PMBOK7」「ITIL4」を深堀した研修を企画・実施してみたいものです。

また「認識違い」をなくすために「知識のベース」を合わせるという一見地味ですが、大切なテーマをもっと追及していきたいです。
今回は「知識ベース」という視点で、認識違いをなくすことを考えました。

しかし、「コミュニケーション」「文書化」「目的共有」「論理的思考」なども、認識違いをなくすためのテーマとしては有効です。
自分の体感ですが、プロジェクトでのトラブルの真因を掘り下げていくと、「報連相」からの認識違いなんてことはよくあります。

若手社員向けの「ITトレンド」は、お客様の希望により「Web3関連」がテーマに加わりました。
たしかに「ITトレンド」といった場合、「AI」や「IoT」はもう根付いているので「Web3関連」のトレンドを教えてほしいというお客様の考えに共感しました。

この大阪のIT企業の研修ニーズは、いつも必要性の本質を突いたものがほとんどです。
それに応えるために情報収集をしてコンテンツに落とし込んだものが「ヒットコンテンツ」に成長することはよくあります。

大阪のIT企業の方からは「無茶ぶりですみません」とよく言われます。
しかし「ヒットコンテンツ」につながる「種」を提供してくれていることに大感謝です。