某IT企業への「システム開発の見積り技法」研修のオンライン配信をしました。
本当は横浜での対面研修でしたが、受講のしやすさ、自分の状況からリモート研修になりました。

自分としては対面研修が好きです。
ただ、アンケートや質問への理解度が変わらなく、自分の時間に余裕がなくなると「リモートで助かった」と考えてしまいます。

また、最近は、講義はもちろん演習も「カメラオフ」で行うことが多いです。
ネットワークが不安定な場合はすぐに「カメラオフ」にしてもらいますが、声だけでも「気」を少しは読み取れるようになってきました。

アバター同士で会話が結果訓練になっているかも…。
表情と思考と口調は必ずしも一致していないことがあるので、騙されやすい自分はどれかに集中した方がよいのかもです。

自分のようなビジネススキルの研修は、「受けやすさ」がポイントです。
同時に自分の時間の有効活用も影響し、依頼に応えるにはリモート研修をよりブラッシュアップしていく必要があります。

気になるのはリモート研修での受講者との関係性構築です。
なにげない雑談が出来ない分、やはり関係性構築に関しては、リモート研修は弱いと感じます。

ところが最近は、個別研修で、どこから自分を探してきたのかFacebook、Instagram、LINE公式アカウントへの受講者の申請が増えています。
これはこれで、リモート研修での関係性構築も一概に弱いと言えなくなってきました。

SNSでつながって関係性を深めた人たちが、別の研修に参加してくれているのです。
リモート研修だから受講者との関係性構築が弱くなってしまうというのも、自分の思い込みかもしれません。

やっぱりITはしょせんツールで、それをどう活用していくかは人次第です。
「SNSはリアルの写し鏡」と考えていますが、リアルで関係性構築ができればリモートでも関係性構築がちゃんとできるはずです。
そのためにはリモートの方が、やっぱり努力が必要になりますが…