週末に渥美半島・田原市に旅行に行ってきましたが、そこで感じた最も癒されたことです。
それが、落ち着いた街並みとそこの人達の暖かさでした。

宿泊した「角上楼」の建物とスタッフにまず癒されました。
対応してくださった女性スタッフは多分ベトナムの方で日本語も上手でしたが、なによりも笑顔がとても印象的でした。

そして、今回の癒しは旅館だけにとどまらず街全体に拡がっていました。
ちょうど「角上楼」の近くで、「免々田川 菜の花・桜まつり」が行われていました。

土日だと出店も出るとのことですが、自分たちの行った金曜日でも十分楽しめました。
免々田川の「河津桜」と「菜の花」のピンクと黄色のコントラストが素晴らしくてずっと見ていたい感じです。

そして、免々田川を舞う「こいのぼり」と、街の至ることろに飾られた地元のこどもたち手作りした 「つるし飾り」です。
駐車場(地元企業の敷地)に「つるし飾り」がいっぱいのピンクのテントがあって、その中は心が洗われるようでした。

そして、金曜日の夕方ということもあって「つるし飾り」をつくったであろう小学生が元気に免々田川沿いを走り回っていました。
すれ違う時に「こんにちは!」ってみんなが挨拶をしていました。

地元の人とも少し話せましたが、丁寧な対応と共に「地元愛」に溢れる気持ちが伝わってきました。
コロナ禍以降で感じる大きな変化に、地元(地域)に関心が還る…というものがあります。

自分もコロナ禍前は仕事も旅行も、全国のいろいろなところに実際に行っていました。
しかし、コロナ禍以降の遠方はリモートがが増え、対面は近隣(自分の場合は東海三県)が中心になりました。

コロナへの対応が春から大きく変わり、考え方もいろいろとあると思います。
ただ、この3年間で地元(地域)へ関心を還してくれたのは、大切なことだと感じています。

リモートでつながれる仕組みが一般化しして遠方の方達ともつながりやすくなりました。
そして、地元(地域)の知らなかった場所を再発見でき、そこで暮らす人達ともたくさんつながれています。

コロナ禍によって大変なときを皆が過ごしましたが、経済の立て直し含めてこれからが正念場だと感じます。
そのためには自分たちらしい発想で地域を創生し、それを世に発信していくことだと考えています。

小さなコミュニティを活かすNFTやDAOといったそれを支える技術や仕組みが整ってきています。
リモートでも対面でもコミュニケーションができ世界が拡がった我々が、それをどのように活かすか問われていると感じます。