事務所にこもってZoomでの打ち合せをこなしていましたが、なんとなくホッコリすることが多かったです。

例えば仕事のコラボの話がありました。実は基本的には自分はコラボは断ることが多いです。
かなり前ですが、SNSでつながった直性面識のない人たちからコラボの申し込みが続き、話をきくと「セミナーをしたいお客さんを紹介してください」というものばかりでした。

そこで「あなたのセミナーテーマはどのようなものですか?」ときくと、「創業や経営革新で、具体的にはこれから創り上げていきます」との超ザックリの回答だったりました。
それはコラボではなく、利用させてくださいってことでは…と言うとそれから連絡は(SNSの交流も)なくなります。

こんな不毛な時間がつづき過ぎて「コラボ」いう言葉が苦手になっていた時期があります。
ただ、そこから時間もたって、今のコラボ申し込んでくれる人たちは尊敬できる人たちが圧倒的に増えてきました。

「今だけ、お金だけ、自分だけ」ではなく、お互いの強みを持ち寄って相乗効果を出そうという提案なので胸に刺さります。
当たり前ですが、WinWinの関係でないと、本来のコラボではないです。

そしてWinWinの関係は「紹介し合う」ではなく「成長し合う」が自分は大切だと考えています。
そんな話を信頼できる人と話せるのはホッコリの時間です。

別の方ですが、ある企業の階層別研修依頼で、どのように依頼をしたらよいかまとまらず迷っています…という話もありました。
たしかに、まとまっていない話を伺うと「なるほど、正しく現場目線のテーマ。そんなテーマの研修は聴いたことが無い…」って思いました。

自分もやったことが無いテーマなのですが、システム開発やプロジェクトの現場では必ず起きている(起きていることすら気付かない)内容でした。
毎年、自分にとってのチャレンジ企画を提示してくださる企業なので、自分の考えで研修企画を練ってみることにしました。

まとまっていない段階かもしれませんが、それでも熟考に熟考を重ねて相談してくださったことがとても嬉しくホッコリしました。
自分の企画力でどこまで形にできるか未定ですが、どこにもないテーマなので、その後の展開も想定して形に落とそうと思いました。

その後はコロナ禍で中断していましたが恒例のTAG経営(秘密ですがN氏がいるとの噂の事務所)の花見に呼んでいただいたので喜んでお邪魔しました。
寒くもなく、桜も満開で正しく花見日和で、料理も酒も最高に美味しくて幸せな気分を満喫しました。

ただ、何より嬉しいのは、家族のように温かい雰囲気のTAG経営に混ぜてもらっていることです。
一緒に花見の準備をしていたら、「あ、宿澤さん、馴染んできて気付きませんでした」と最高の言葉をかけてホッコリです。

そんなわけで、ホッコリしっぱなしの一日でした。
ベタな言い方ですが、贅沢な一日を過ごせたことで、自分って結構幸せかも…って再確認をしました。