名古屋市新事業支援センターで相談業務、夜はそのまま鶴舞図書館の夜間相談でした。
シンプルな言い方ですが濃い相談が多かったです。

いつも思いますが、相談にみえる方はみなさんその道のプロフェッショナルです。
お話を聴いていると、どの方の話にの興味津々です。

ときどき、ビジネスモデルの相談を受けていて思うことですが「人生の挫折や失敗などが差別化要因」になる場合があります。

その人の過ごした人生には挫折や失敗などが当然あります。
そこで感じたことからの生み出されたビジネスモデルは、やはり説得力があると思います。

もちろん、そうでないビジネスモデルで成功している場合も多くあります。
その場合でも、自分自身の体験や経験からのビジネスモデルになっている場合は、やはり説得力があります。

ただ、本で読んだ、コンサルに言われたという理由で、とってつけたような「差別化要因」よりもとても強いと感じます。
つまり「差別化要因」を誰か別の人がすることに挿げ替えたとしても成立する「差別化要因」は真の差別化要因ではない気がします。

「その人だからそのビジネスをする理由がある」という部分に共感で来たときは、すっとプランが腹に落ちてきます。
ビジネスの成功はそんな単純ではないと思いますが、根底にあるひとつの大切なことだと思います。

自分も「うつ病」の経験から、今の傾聴中心のコンサルスタイルになりました。
一部の人にはそれが結構、受け入れられているようです。

万人に受けるビジネスモデルは必要ありません。
自分に共感してもらえる人に認められるビジネスモデルがつくることが大切だと思います。