名古屋商工会議所でのSV対応&IT専門相談でした。
どちらもChatGPT、生成AIの活用および話題になることが多かったです。

Open AIのサム・アルトマンさんが解任され、MicrosoftのAIチームを率いるとのニュースが入りました。
真相は噂でしかわかりませんが、ネットに溢れる「人間劇」と見るより、「ChatGPT」「生成AI」への影響を妄想する方が面白いです。

もともとの解任劇の根底にあるのは「スピード感をもってAIサービスを展開する」か「AIの危険性の検証をしながら展開する」かで意見の相違にあったようです。

利便性と安全性は表裏一体で、トレードオフの関係性になることも多いです。
生成AIに関する利便性と安全性は、1企業の話ではなく、みんなに投げかけられた命題でもあると思います。

自分は、今回の件は「生成AI」の流れに、そこまで大きな影響はないと思います。
そもそも、しばらくしたら「生成AI」の「過度な期待期」は終わって、「幻滅期」に入っていくと思っています。

「幻滅期」をへて、「生成AI」と本気で向き合った後に、「安定期」として本当の意味での「生成AI」のビジネス活用が始まると考えます。

ただそれとは別に「ChatGPT」という「サービス」は影響を受けると感じます。
今のようなスピード感のあるサービ展開は少し落ち着つくと思います。

ただ個人的には「ChatGPT」の機能はもう十分お腹いっぱいです。
むしろ、「ChatGPT」の安全性が高まってくれれば嬉しいと思います。

「過度な期待期」から「幻滅期」に移行するキッカケはいつも「技術」ではなく「人の意識」です。
「人の意識」の水面下で「技術」は確実に進化していきます。

世の中の「人の意識」に流されず、ましてや「ツール」や「サービス」に踊らされないようにしたいです。
一人一人が自分にとっての「生成AI」「IT」「技術」を活用するかを考えるキッカケになるといいですね。