名古屋市新事業支援センターでのITマネージャの日でした。
とても熱心で素敵な方の相談で、ついつい自分がブログを書く際にの意識を熱弁してしまいました。

まずは「主語はあなた」です。ブログなどを書いている時に、ついつい「私は~ができる」の視点になってしまうことがあります。
ただ「私は~ができる」は、ブログを読んでくれている「あなた」にとっては他人事です。

なので「あなたにとって~を提供できる」の視点に切り替えるてみます。
言っていることは同じです。しかし、主語が入れ替わることで表現の仕方が変わってきます。

自分は日記ブログなので、その日に合った印象的な人にフォーカスしてブログを書くことがあります。
この人に喜んでもらいと願ってブログを書くときは、その人の顔を思い浮かべて書きます。

「こういう表現は喜んでもらえるかなぁ」「あのもらった言葉が自分は嬉しかった」などを想います。
ある意味、その人への「手紙」です。分からないようにぼやかしますが気付いてメッセージをくれる方もみえます。

そして、個々がややこしいかも知れませんが「あなた」の中には「自分」も含まれます。
「自分」に対して自分がどんなメッセージを送ったら喜んでももらえるか…です(怪しい妄想ですね)

ただ、これが自分にとって「ブログ」が振り返りである所以です。
そして、自分も含む「あなた」に伝えるには、「体験」「気持ちの移り変わり」といった物語の共有がよいです。

それが次の「物語の共有」です。
「ハウツー」や「知識」は好まれるコンテンツですが、数が増えすぎて一般論は埋もれてしまいます。

そのため「体験」「気持ちの移り変わり」といった物語を入れてみます。
例えば「デジタル化の三つのポイント」よりは「私がやらかしたデジタル化失敗のトンデモ話し」の方がよいです。

相談に見えた熱心で素敵な方は、たくさん動いたことで人とつながりを「経験」を得る場が増えていました。
この「経験」を物語として伝えることで、更に魅力的なコンテンツがたくさん増えそうで楽しみです。