たくさんの方からの誕生日のメッセージを頂きありがとうございます。58歳になりました…。
これまで以上に時間を大切に過ごしていきたいと思いました。

名古屋市新事業支援センター、その後は鶴舞図書館での相談対応でした。
さまざまな方と話をさせていただく中で「ビジネスで迷ったときはどうすればいいか」は大切なテーマです。

自分も含めてですが日々の業務に追われていると、いつしか「手段」が「目的」にすり替わってしまうことがあります。
特に市場が成熟し競争が激しい市場では、表面的なことで差別化を図るのは難しいです。

そんなときこそ立ち返るべきなのが「創業時の想い」だといつも感じます。
自分も創業したときを振り返ると、今より純粋だった自分を思い出すことが多くて反省します。

自分自身が心から提供したいと思ったサービスを通じて、「病気の時の恩返しがしたい」「地域の役に立ちたい」などの熱意がありました。
原点である「創業時の想い」に立ち返る必要性をよく感じます。

自分の場合は、毎日ブログを書くことで気づかされることが多いです。
自分の視点で日々の出来事や気づきを発信することによって、忘れかけた「創業時の想い」に立ち返ったことを書いていることがあります。

その際の気付きが今とのギャップの明確化になり、その微妙な修正をすることで共感につながることもあります。
壮大な出来事でなくても、日常のささいな出来事を通じて共感してくれる方達とつながれていきます。

「自分自身の本質を理解してくれるお客様こそが、長期的な関係を築ける真のお客様である」ということも、日々の実践から感じ取っています。
これはやはり「創業時の想い」という原点に由来しています。

今の純粋と邪念が同居した自分が嫌ではないですが、迷ったときこそ原点に立ち返りたいです。
その原点には、自分が持つ本当の想いや価値観が詰まっており、その再確認が自ずと進むべき道が見せてくれると感じます。