GW明けのセミナー資料作成をしていました。リサーチ系のAIエージェントが一段落して、今は資料作成AIサービスが百花繚乱です。
リサーチした結果を表現するのが資料ですから当然のことかもしれません。
自分も数多くの資料作成AIサービスに課金してきました(泣)が、業務効率が格段に上がっているのは間違いないです。
資料作成AIサービスでの最近の自分の話題をメモしておきます。
まず一つ目は「PowerPoint for Copilot」です。
ほとんど話題にも上がっていませんが、自分の中ではスライドマスタでデザインを固定できる点が気に入っています。
自分の場合は資料作成を効率化するため、基本的にすべて同じスライドマスタで資料を作成しています。
あるセミナー資料を他の資料で使いたい場合にデザインが変わると微調整の仕事が増えるからです。
「PowerPoint for Copilot」の活用では、自分の伝えたいことのアウトラインを十分に練ることです。
これが不十分で生成すると、全く使えないスライドが大量生産されて呆然とします。

二つ目は図解素材を出してくれるAIで「Claude」「NapkinAI」などです。
「Claude」は複雑な概念も分かりやすく図解してくれるし、「NapkinAI」は手書きの感じが温かい図解になっています。
特に「Claude」は「カスタマージャーニーマップ」や「ビジネスモデルキャンパス」などのかなり複雑な図解も分かりやすいです。
どちらもSVG形式で出力できるためPowerPointに取り込み「図形に変換」をすれば編集できるのが便利です。


三つ目はAIエージェントとしての資料作成AIで、「Genspark」など今はホットな話題です。
また「Felo」は作成された資料がCanvaと連動しているので、そこでプレゼンテーションの編集ができるのが便利です。


様々な資料作成AIは、集中力が続かない私にとって細かい作業の大きな助けになっています。
自分は以前は「プレゼンテーションを生成AIで作ると想いがこもらない」と考え、反対の立場でした。
しかし、テーマによっては効果的だと気づきました。
特に「会社の規約・規定」や「手順書・マニュアル」「法規」など、決まった内容を漏れなく伝える必要がある場合には最適です。
AIにはハルシネーション(間違い)の問題がありますが、正直なところ、自分自身の方がハルシネーションを犯す可能性が高いと感じます。
特に疲れていたり、集中力が途切れがちな時には顕著です。
伝えるべきことや納得性の高いストーリーは、自分の価値観でしっかり伝えたいことを練り上げることが大切です。
そして、AIの助けも借りながら、ストーリー構成や図解などで精度を上げていけば以前より格段によい資料になります。

