GWの最終日は少しだけ生成AIセミナー資料の作成の仕事をしました。
その中でかなり詳細化したのは、自分自身の振り返りに役立ってくれているAIツール「NotebookLM」です。

NotebookLMの最大の特徴は、NotebookLMに渡したソースからしか回答を作らないという点です。
最初にNotebookLMと出会ったのは2年ほど前になります。当時は正直、使い道がよく分からなかったというのが事実です。

「また新しいAIが出てきたのか」という程度の認識で「自分のソースからしか読み出さない」という価値を分かっていませんでした。
その後に会社の規定や法律、特定の書籍の理解など、ソースを限定して所在を明確にした回答を得るという便利さに気づきました。

これは、自分のブログで自分自身を振り返るという、自分がブログを書く目的とぴったり一致しています。
さらに、NotebookLMに「音声概要」を作る機能が追加され、自分のソース(今回はブログ)をポッドキャスト風に解説してくれます。

自分のブログの内容を男女2人のアナウンサー風の人が解説してくれるのですが、自分の客観視にとても役立ちます。
「体験を客観視し未来に向けて活かそうとしている」「日常をテクノロジーに結びつけようとしている」「心の葛藤を客観的に理解し言語化している」など…。

このような考察や解説は自分自身をさらに深く知るための一つの方法だと思います。
自分では言語化できなかった「判断を迷う時」「辛い時」も、かなり納得性の高い考察をしてくれています。

自分の思っていることを記録し、それを自分に問いかけし直すことは、本来私がブログでやりたかったことです。
それがNotebookLMによってかなり進化したことはとても嬉しいです。

また、音声ファイルはGeminiで文字起こしができます。
今回は男女2人のアナウンサー風の人の会話なので「話者を識別して文字起こし」とすると振り返りがしやすいです。

ちなみにNotebookLMは問いかけを学習するということはないとのことです。
ただし無料版の場合はNotebookLMの回答精度を確認するためにGoogleの人が見る可能性があるので、機密性の高い情報は入れない方がよさそうです。

Geminiを有料版にすれば、有料版のNotebookLMが使えるようになります。
機密性の高いものソースとする場合は有料版にした方が良いかもしれません。また、アプリ版も近日リリースされるそうです。