愛知工業大学での第8講「起業家から学ぶビジネスプラン」でした。
この講義では毎年、起業家の方々にお越しいただき、リアルなビジネスの現場について話をしていただいています。
今回お話しいただいたのは、M’sHeart株式会社の森田亜弓さんで、5年も連続でこの講義にご協力いただいています。
継続して同じ起業家の方にお願いすることで、私自身も多くの学びを得ています。
その最大の魅力は、その方の事業内容の変化や成長を間近で知ることができることです。
これを知るのがとても楽しく、毎年の講義が楽しみになっています。
また、継続して行うことで他にも嬉しい発見があります。
この講義では、起業家の方のビジネスを聞いた後、それをより良くするアイデアを学生たちに演習で考えてもらっています。
森田さんは、何年か前の演習で学生が出したアイデアを実際にビジネスに取り入れています。
て、それが良い結果をもたらしたという話をしてくださいました。
自分たちの先輩の意見が実際のビジネスに取り入れられているという事実は、学生にとって大きな励みになります。
ただの演習であれば机上の空論で終わってしまいがちです。
しかし、自分たちの発した言葉が世の中のビジネスに良い影響を与えたとなれば、学生たちのモチベーションも大きく上がります。
そして何よりも、起業家の方が喜んでくれるのが嬉しいです。
今回お話しいただいた森田さんですが、毎年「すごく緊張する」と言って話を始められます。
ところが、毎年プレゼンテーションのレベルがどんどん上がっていっています。
今年はさらに昨年よりもかなりプレゼンテーションが素晴らしくなっていました。
それをお伝えすると、森田さんご自身は「昨年からそれほど事業が成長したわけではないですが…」とおっしゃいました。
自分は、昨年から継続している事業が安定し、その自信により、プレゼンテーションがより分かりやすくなったのではないかと思いました。
今度は7月の最終演習でまた起業家の方をお呼びします。とても楽しみです。




