午前と午後でそれぞれコンサルが一件ずつ。
その後、本当は富山に出張予定でしたが、次回の富山出張は9/10となり、夜は同友会の支部役員会に久々に参加できました。

その中で、午後のコンサルで出た話題ですが、最近よくであるテーマです。

現状把握として、経営者の方々から「問題・課題」をヒアリングします。
するとたくさんの「問題・課題」が出てきます。

この時点で「問題・課題」が出てこなければ、それ自体が「問題・課題」ですね( ノД`)

ただ、この出てくる「問題・課題」が表面上の見えていることばかりの場合が多い気がします。
例えば、工数がかかりすぎる、納期が間に合わない、売上が立たない…といった内容です。

見えていることは、単なる「やり方」の問題です。
「やり方」は修正することが比較的容易です。
しかし、「やり方」を修正しても、いつの間にか元に戻ってしまうことがあります。

それは、そこにもっと深い問題があるからであることが多いです。
その深い問題こそが、目に見えない課題である「あり方」です。

「あり方」とは組織風土、信頼関係、本当の意味でのコミュニケーションなどです。
この「あり方」を見直していかないと、おなじ「問題・課題」が繰り返し出てしまいます。

コンサルタントとして、どうしても目に見える「やり方」の改善に意識が言ってしまうことがあります。
もっと「あり方」の問題に気付けるようになれるように精進が必要だと感じます。