他愛もない話を、また書いてしまった…です。

最近は髪の毛が伸びたとか、伸びていないとか関係なく、行き詰まると「丸坊主(2mm刈り)」に行きます。

土曜日は微妙に異なる3つのバージョンのDXセミナーのアレンジを完了して、やり切った感で満足しました。
日曜日は朝から、大学の最終講義の準備をしていましたが、お話しいただく女性起業家(吉田さき子さん)の迅速な回答のおかげで満足のいく準備ができました。

そして午後に「この4連休は予定している仕事が全部いけそう」とモチベーションも高く最後の仕事にとりかかりました。
9月に1回目が予定されている「トリプルシンキング」研修の資料作成です。

もう3ケ月ぐらい時間をかけていますが、なかなか腹にストンと落ちずに「全体ストーリ」で悩んでいます。
三つの思考法(クリティカルシンキング、ラテラルシンキング、ロジカルシンキング)を順に説明するだけならば簡単なのですが、それぞれの思考法で重なっている部分があります。

その重なっている部分を、どの思考法のパートで説明するかで結構悩んだのです。
特に「クリティカルシンキング」と「ロジカルシンキング」は重なる部分も多いですね。

そんな中、自分の中に「何か」が降りてきました。
それは「丸坊主」にして、滝ノ水公園を散歩している時でした。

降りてきたのは「クリティカルシンキング、ラテラルシンキング、ロジカルシンキングでMECEに分類しようとしているからダメなんだ!」という気づきです。
元々は「三つの思考法(トリプルシンキング)を知ることで、変化の激しい世の中に対応できる思考ができるようになってほしい」が、お客様の要望です。

いつの間にか「変化の激しい世の中に対応できる思考ができるようになってほしい」が「三つの思考法(トリプルシンキング)を教えて欲しい」に課題が深掘りされ、それしか見えなくなっていました。
これが、まさに「ロジカルシンキング」で気をつけないといけないところです。

深掘りした課題しか見えていないと、今回のように本質ではないところで悩んでしまうと身をもって体感しました。
「クリティカルシンキング」で本来のあるべき姿を確認し、「ロジカルシンキング」で整理・整頓です。

結局、三つの思考法の分類にはこだわらず、利用場面と利用方法にフォーカスして「全体ストーリ」を再構成しました。
「トリプルシンキング」研修の資料作成で、「トリプルシンキング」の大切さを身をもって感じました。

それにしても「丸坊主」の力は凄いですね。
頭を物理的に軽くしたら、論理的にも軽快になりました。

こんなことをしているうちに、夕方のビジネスカウンセリング(個人コンサル)の約束の時間になりました。

「丸坊主」&「甚平」でZoomに映る自分の姿を見ると、確かに「根拠なくありがたいことを言ってくれそうな」予感がしました。
今回は「丸坊主」にしたことで、自分に「何か」が降りてきました。

やっぱり、行き詰まると「丸坊主」にして、見た目を「仏像」に近づけるのは「効果あり」と判断しました。
まぁ、この判断もどこかで「批判的思考(クリティカルシンキング)」してみようと思います。