仙台への「システム開発におけるレビュー技法」研修の配信が無事に終わりました。
2日間、とても熱心に研修に参加してくれた受講者のみなさん、運営を完璧にしてくださりさった及川さんありがとうございました。

今回、とても勉強になったことがあります。
研修が始まる前に、すでに運営の方々達によって、研修の場づくりは始まっているということです。

今回のリモートツールはZoomでしたが、もう一系統Slack での情報共有も同時に進行しました。
これは、Zoomが切断してしまった時の保険という位置づけで考えていましたが、実はもっと大きな意味がありました。

研修の1週間前ぐらいに、この研修専用のSlackワークスペースを、運営の及川さんが立ちあげてくれました。
そこに、各受講者が入ってくるわけですが、一人ひとりに丁寧に及川さんはコメントを返していました。

これは、研修が始まる前に、すでに「信頼の場」を創っていると言えます。
それにより、研修が始まった瞬間に、すでにSlackでやり取りしている運営、受講者、自分(講師)はつながっているのです。

そのため、研修は、スタートからとても進めやすい状態になっていると感じました。

研修はただ単に知識を伝える場ではありません。
ある意味、小さな「チームビルディング」の場といえます。
そして、講師だけで研修の前に「チームビルディング」によって安心の場を作るのは不可能です。

リモート環境では「チームビルディング」が難しいとよく言われます(そういうセミナー依頼も多いです)
ただ、今回は、研修が始まる前に、すでに研修の場づくりは始まっている…というとても大切な「学び」と「気付き」が頂けました。

話は変わりますが、研修後に東京のIT企業様の次年度の階層別研修の打合せをZoomで行いました。
仙台の研修が終わってから、15分で次は東京のIT企業様の研修の打合せ。

さらに、その打合せが終わってから、翌日の名古屋IT企業様の「レビュー技法」研修の準備です。
Zoomではなく、半年ぶりのWebexなので、勘を取り戻せるようにいろいろ試しました。

信頼関係をつくるコミュニケーション、距離と時間の概念の変化、リモートツールへの依存など…リモート環境にならではの仕事のやり方かもしれません。
体は楽になってますが、頭がついてきてくれるか心配になりました。

結果、3日連続の「寝落ち」に、自分は体力と気力がなくなっているのではないと思うようにしました。
事務所のZoom部屋が狭くてポカポカしているので、気を抜くと寝てしまう…のが真相だと考えています。

そして「寝落ち」からの、「吉野家牛丼特盛唐辛子多め」は、最強の背徳感です。