なかなかにハードな1日でした。朝から夜まで3つの場所を巡っての支援、セミナーでしたが、不思議と同じテーマが見えてきた1日となりました。
午前中は長久手市商工会で専門派遣を行いました。
いつも応援させていただいている事業者の方なのですが、毎回きちんと宿題に取り組んでこられるので、こちらも自然と気合が入ります。
そこで今日、改めて気づいたことがあります。支援の場面で何度も繰り返されるやりとりがあるのです。
「たくさんの強みがあるので、それを表現していきましょう」「本当ですか…」
このやりとりを、これまで何十回も繰り返してきたような気がします。
ご本人は強みだと思っていなくても、周りから見るととても大きな強みになることが実はたくさんあるのです。
気付いていなくても、事業を真っ直ぐ進めている過程で、自然とその強みを伸ばしたり発信したりされているのが本当に素晴らしいと感じます。
自分の本当にやりたいことと事業の強みが一致しているので、特に何かを大きく変える必要はありません。
支援の内容も、ほんの少しの微調整をアドバイスするだけで十分なのです。
気持ちよく長久手から常滑商工会議所へ移動し、昼からはIT専門相談を行いました。
久しぶりにご相談を受ける方がいらっしゃって、その方のビジネスについてさらに深くヒアリングさせていただきました。
お話を伺う中で、その方の強みも明確に見えてきました。
そして分かったことは、今まで通りのことを着実に進めていっていただければ良いということでした。
最後は武豊町商工会へ移動し、夜間の生成AIセミナーを担当しました。今年で3年連続でこの夜間セミナーをお任せいただいています。
ふと疑問が湧いてきました。「なぜ自分に何回も依頼してくださるのだろう」と。
今度は自分自身が、自分の強みをよく分かっていないのかもしれないと思いました。
ただ、午前と昼に支援させていただいた方々と同じように、自分の場合も強みを理解して変に狙いにいくよりも、今のまま自然体で進めていけば良いのかもしれない、と改めて感じました。
今年の武豊町商工会のテーマは「生成AIは身近なもの」でした。
仕事だけではなく、日常で使えるやり方やスマホでできる方法などを中心にお話しさせていただきました。今年も楽しい時間を過ごすことができました。




