午前中にZoomで春日井商工会議所の方への支援を行い、午後は実際に春日井商工会議所に足を運んでのIT専門相談でした。
専門相談に来られたのは、先日私のセミナーを受講してくださった方でした。

実際にセミナーテキストを参照しながら相談に応じていたところ、その方からこんな指摘を受けました。
「そう言えばセミナーでは後半ビューっとすっ飛ばしましたよね」とのこと。全くその通りで耳が痛い指摘です。

最近、セミナーテキストを送ると、決まって言われることがあります。
「資料を頂いた瞬間に時間内に終わらないことが分かりました」という言葉です。最近ますますよく耳にします。

これを柔らかく言い換えると、こんな感じです。
「大変なボリュームですね」「内容充実っすね」「ほどほどでお願いします」…。優しさを感じます。

どれも優しい言い方ですが、要するに「資料多すぎ問題」を指摘されているわけです。
改めて認識しました。私の大きな欠点は「資料が多すぎて時間内に終わらないこと」です。いまさら…。

この問題を解決するためのヒントが、自分のこれまでのメモや研修テキストに書いてありました。
意外とちゃんと問題を認識していると感心しました。しかし、そこにはループの軌跡でした。

例えば、「時間配分を決める」です。しかし、これはやっています。分単位で時間配分を決めています。
他には、「サービス精神で言いたいことが浮かんでも我慢する」です。それ以前の問題として、そもそも資料が多いのです。

たどり着いた答えとして、資料を減らすには「参考資料で別冊子」攻撃しかないのかもしれません。
本編はコンパクトにまとめ、詳しく知りたい方向けに参考資料を別冊にする…という、どこかで聞いた対応策です。

このアプローチなら、時間内に終わらせることと、内容の充実度を両立できるかもしれません。
これは、前にもこの結論にいきついた記憶があります。同じことをループで繰り返し試行錯誤は続きます。